髪質改善ってどんなメニュー?美容室で流行・・
髪質改善美容室、髪質改善縮毛矯正、髪質改善パーマ、髪質改善カラー、髪質改善・・・いっぱいあります。
どんな効果があって、どんなメニューなのか美容師こもくまが解説します。
髪質改善メニュー
ゆるい縮毛矯正のようなものです。
主に手触りがよくなる、まとまりが良くなる、艶が出るなどの効果があります。
髪質は改善するのか?
改善します。(扱いやすくなる)。薬品によるものなので一時的なものですが。(2カ月位)
改善したように見せる、変化させる技術です。
具体的には
・くせ毛で膨らみやすい→軽くくせを伸ばしておさまりやすくする、艶をだす。
・ざらざらする→つるつるする
・トリートメントをした後のような効果を持続させる
・痛みがないように見せる、治ったように見せる
実際にはトリートメントなども治すのではなく、手触りを良くするなどの補修が目的です。
髪質改善は痛むのか?
痛みます!失敗もあります!
主に髪質改善のメニューに使われる薬品にはグリオキシル酸というものがあります。美容業界では、化粧品登録の薬は痛まない薬と表現されます。(化粧品なので傷みませんと言われます?・・・)
学者さんは髪の構造が破壊されなければ傷んでいないと言います。
お客様は髪の毛のさわり心地が悪いと傷んでいると言います。
癖が原因で広がったり乾燥していても傷んでいると言います。
美容師は両方の立場の人間がいます。
髪の傷みとは
髪の構造が破壊されること。
扱いずらい髪質と本人が感じた時に傷んでいると認識します。実際には傷んでいない、もともとの髪質が原因のことが多いです。
なので髪質改善のような薬品とアイロンなどの熱で髪の形状を変えてしまうような技術は、効果的です。ただし、トリートメント、水(科学の○○、魔法の○○)などといった表現で施術をすることには誤解があり、トラブルや傷むなどの失敗の可能性もあるので注意が必要です。
美容師の薬の選定と技術にかかっている
どんな薬を使おうが薬品です。「トリートメントなので傷みません。」「トリートメントでかけるパーマだから何回かけても傷まないし、逆にどんどんきれいになる。」なんてことはありません。「酸性でかける○○だから傷まないです。」とかいろいろあるんですけどちゃんと傷みます。
僕のお店にもいろんな魔法の薬があるんですが、魔法の力は自分の腕次第のようです。何回も実験をしてメニュー化するのですが髪質に合うかどうかの判断が難しく、長く続けるとどうかなど検討して、メニュー化を決定します。あくまで薬品として必要な時に使うと便利ですけどね。
ちなみにこういったメニューは通常の2倍くらいの料金設定が多いです。(薬品の値段がすごく高いんですね!)
まとめ
髪質改善美容室(専門店)、髪質改善メニュー 施術や使うものに決まりはないのですが施術内容、使う薬が謎・・・なことが多く値段も高いんですね。
髪の本質が変わるわけではなくてあくまで薬品によるものが多いということをわかってやるのはいいと思います。髪質にうまくマッチすればすごく効果的ですし。
ただトリートメント感覚やってしまうと、お湯で流して落ちるものではなく、髪の形状を変えるものなので注意してください。パーマやカラーができにくくなったりすることもありますので。
美容室的には薬品は高いけど、使う量は少ないし、料金が高くて儲かるしいいんだけどね。・・・ちょっと詐欺っぽいかな。
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