美容室で髪形ってどう言えばいいの? 可愛くして欲しい!
こもくまです。美容室での髪形のオーダーってどうしてますか?
わたしのお店で多いのはほとんどが口頭、次にスマホ画像(年配の方は切り抜き)のほぼ2つ。
そこで美容歴2○年のこもくまがうまくいくオーダー方法をご案内します。
まずはじめにどうなりたいですか?
①あなたはどんな感じになりたいですか?
かわいくなりたい、かっこ良くなりたい、まじめにみせたいなど
これだけは最低限自分で決めてください!この時点で美容師にはたくさんの髪形が浮かんできます。あなたに似合う髪形はこれだけで決まります!
さて次のステップです!
カウンセリングですよ。
②どのくらいの長さがいいですか?
すごく短くしたい、長さは変えたくない、伸ばしていきたいなど
③こだわりの場所はありますか?
前髪は切りたくない、襟足は長くしておきたい、顎は絶対隠したい、結べる長さで、仕事でこうしないといけない
④スタイリング剤を使いますか、またアイロンやコテを使いますか?
ベタベタするから使いたくない、アイロンを持っているけどうまく使えないなど
②③④はあなたからの条件です!
①で一番似合う髪形は決まっています。あとは②③④の条件から可能なものを選んでいきます。
うまくいくかどうかはあなたがどれだけ条件を柔軟にできるか!
以下2つのケースをご覧ください。
短くすると髪がたってしまう、でも短くしたい!という希望があったとします。
短くするとしたら、スタイリング剤(WAX)が必要です。ワックスを使えば短くしても大丈夫です。
この場合パーマをかけてもスタイリング剤が必須です。ドライヤーでうまく抑えることも技術的に可能ですが、難しい。
結果的にスタイリング剤を使ってもらうか長さを短くしないというのが最適になります。
長さを変えたくない、段(レイヤー)も入れたくない、重めのまま(軽くしたくない)イメージチェンジがしたい!
カウンセリングをすすめていくとこんな条件になる方が結構います。これだとカットではイメージチェンジできません。
この場合は、スタイリングを変えてもらうことになります。巻く・伸ばす・色を変える(カラーリング)。もしくはメイクや服装を変えるのもすごくいいです。
イメチェンはすごく簡単です。今までやらなかったことをやるだけ!個性派的な感じにすることでもイメチェンはできます。
ちなみに個性的なスタイルって理論上は似合わないもの。なんかかわいいんだよなぁみたいな。!前髪がすごい短いのとかは似合うとかそういうのじゃなくて、見てるうちになじんでくるもの!似合いますか?って聞かれても困ります。
スマホ画像や切り抜きを持っていく場合
スマホ画像を見せてくれる人。あなたの好みがしっかり伝わってきます。
イメージが共有できますね。
あとはこちらから条件を提示していきます。
この長さで、ここにレイヤーが入りますね。
ここを巻いてください。巻かないときはこうなりますよ。
髪質がこうだから画像より長く切りますね。
(画像の髪色に大きな差があるときは)カラーリングの提案。(ハイトーンのボブと黒髪のおかっぱじゃ髪形が一緒でもイメージは全然違います。)・・・・
これらが大丈夫であれば希望のスタイルにだいぶ近づきます。
画像があるメリット・デメリット
メリット
・説明が簡単、イメージが伝えやすい。
・そっくりに完成する!
デメリット
・希望のスタイルが困難なときに次の候補がない(だいたい似たスタイルを選んで画像を保存している)
・その時にそっくりでも、自分でスタイリングできない。
・モデルがかわいくてちょっと恥ずかしい。
画像があるとすごくスムーズにいきます。
ですが同じような髪形ばかりを選んでいませんか?駄目だったときの為に長さの違うバージョンとか雰囲気の違ったものも選んでおくと選択肢が増えていいですよ。
美容師はその道の達人ですからそっくりに仕上げることは可能です。しかし、あなたが自分でできるかどうかは美容師の技術とは別物です。
画像のモデルさんはきれいで、かわいいです。そう見えるようにヘア・メイク・カメラ最高の条件で何枚も撮影したうちの数枚の画像なので当然です。
あなたに似合うスタイルは別にあるんじゃないですか?
みなさん、ほんとに可愛くなりたかったら「可愛くしてください」お任せします。これが最善の方法です。
設計図やかじ取りが失敗していたら、美容師の技術が完壁でもいいものはできないでしょ。
洋服とかも人に選んでもらうと、自分ではなんか落ち着かない。でも人から見るとそれがすごく似合ってる。そんなことないですか?
髪形も一緒です。自分の好みって似合うとは違うんです。だからプロに任せてみるのが一番。(指示を出すたびに崩れていきますよ。)
スタイリングの仕方、道具の使い方、苦手意識があって避けているとずっと下手なまま、苦手だからこそいっぱいやってみないと。得意なわたしたちですら毎日腕を磨いています。
可愛い、きれい、かっこいい、その裏にはちゃんと努力があるんです。だからそう見られたかったら、ちょっといつもより手間をかけてみましょう。とくに女性はメイクで大変身できますから。
最後に
画像や切り抜きを見せて雰囲気を伝える。その雰囲気で似合うように、また自分のやりやすいようにアレンジしてもらう。そうすると好みと似合うが調度いいバランスになりますよ。
全部任せるのはさすがにハードルが高いかもしれませんね。似合うっていうのは決して自分の好みとは一致するわけではないよっていうのは把握しておくといいですよ。
少しでも参考になれば幸いです。
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